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スピカ moto
04/29 15:17
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「私、しっかりと繋がりたい。ちょっと怖い気もするけど…最後までしても大丈夫ってこと、ちゃんと実感したい」
愛おしさが止めどなく膨れ上がっていくのが分かる。胸の中があふれそうなほどの気持ちで満たされ、もはや欲望を抑えることができそうにない。
水香を大切に思う気持ちと、激しくなっていく情欲。せめぎ合うふたつの感情に戸惑う雅実の前で彼女はゆっくりと身体を起こした。
パジャマの上着を脱ぎ、身体にまとわりついていたブラジャーを外していく。
「こういうことする時ってちゃんと脱ぐんでしょ?」
「そうだな」
「でも、脱いだら、もっと恥ずかしいね」
愛液の染みたショーツだけの姿になった水香は、恥ずかしそうに頬を赤らめながら、再びベッドの上に横たわっていった。
「最後の一枚 俺が脱がすぞ?」
「……う、うん」
ショーツに手をかけると、華奢な体がビクッと震えた。
それでも脱がせやすいようにと軽くお尻を浮かせてくる。
その仕草にドキリとしながら、下着を引き下ろして足首から抜いていく。
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