「(では、これならどうだ!)」
アレクは一瞬溜めを作り、
それから急速に攻撃動作に移った。
ニュイが繰り出した突きをかわし、
伸びた腕の死角に踏み込む。
貴族のたしなみとしての宮廷剣術では
まず見られない動きだ。
こちらに半ば背を向ける格好となった
相手の無防備な脇腹めがけて、剣を突き出す。
「(さあ、ついてこられるか?)」
目次
トップへ
本文A 本文B 本文C
設定
about
作者日記
ランキング
NーLine / 恋愛至上主義
†ラブファン† / †ハイファン†
BL 絆物語 / BL GARDEN
BL 薔薇NAVI / BL UNION
今日:1/昨日:1/累計:1170