「あの新任将官殿、
おとなしそうな顔してるくせにとんでもないぞ」
「二人ともすごかったな」
「だな」
訓練場を後にした兵士たちは、
先刻見た光景の感想を興奮した口調で述べ合った。
アレクが新任将官といたことについて、
彼らは疑問に思わなかった。
彼がそういう性格だということは
軍の内外に知れ渡っていたから。
しかし、剣の手合わせをしていたというのは
兵士たちにとっても意外だった。
まして手合わせを申し入れたのが
新任将官の方だったとは思ってもみない。
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