【詩を読みたい】
[1]名無しさん



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[31]名無しさん

【瞳の宇宙】 / ふかみどり

空っぽを濃縮しただけの世界で、
君は何を見ているの。
前髪から見える、君の瞳。
吸い込まれる、深い、青。
透き通った瞳は宇宙のひかりを反射して。
零れた涙は星の欠片になるんだ。

綺麗。

君の瞳の宇宙に僕も住みたいな、って言ったら、
君は何ていうかな。
きっと君は、変なのって言って、目を細めて、
くしゃって笑うんだろうな。

君の肩をたたいた、夏の放課後。




[30]名無しさん


【月が走る】


夜を走るなら
月に背を向けろ

けばだつ心に
月は優しすぎる

楔(くさび)を打ち込め 
胸の真ん中に

呼び捨てにできる
名前はもうない

澄みし水よ
光を受けて
翳る心に灯る
歌に変われよ

みな幸ある人でいるか

流れにまかれる影でないか

そこは寒いのか
温もれないか


誰も顧みぬ
僕の歌だから

誰も顧みぬ
君のために唄う

鏡よ砕けろ 
正義を示すなら

翼を得るとき
僕は駄目になる

澄みし水よ
光を受けて
かたち残すものの
挽歌になれよ

失うものはせめて少なく

見落とすものはせめて小さく

そこは遠いのか
触れあえないか

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[29]名無しさん

[6594] 紐結びのやうな和菓子や笹子鳴く

[6593] クリスマスツリーに願いの文結ぶ

[6592] AIと結ばるる人神の留守

[6591] たそがれは人を急かせて冬の虹

[6590] どの色も淡く滲んで冬の虹

[6589] 冬の蚊を打つうっぷんをはらすかに

[6588] うつぷんのあるもあらぬも日向ぼこ

[6587] うつぷんの溜まる夕刻冬紅葉

[6586] 鳥籠の中に冬日の溜まりけり





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