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名無しさん
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名無しさん
【瞳の宇宙】 / ふかみどり
空っぽを濃縮しただけの世界で、
君は何を見ているの。
前髪から見える、君の瞳。
吸い込まれる、深い、青。
透き通った瞳は宇宙のひかりを反射して。
零れた涙は星の欠片になるんだ。
綺麗。
君の瞳の宇宙に僕も住みたいな、って言ったら、
君は何ていうかな。
きっと君は、変なのって言って、目を細めて、
くしゃって笑うんだろうな。
君の肩をたたいた、夏の放課後。
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名無しさん
【月が走る】
夜を走るなら
月に背を向けろ
けばだつ心に
月は優しすぎる
楔(くさび)を打ち込め
胸の真ん中に
呼び捨てにできる
名前はもうない
澄みし水よ
光を受けて
翳る心に灯る
歌に変われよ
みな幸ある人でいるか
流れにまかれる影でないか
そこは寒いのか
温もれないか
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誰も顧みぬ
僕の歌だから
誰も顧みぬ
君のために唄う
鏡よ砕けろ
正義を示すなら
翼を得るとき
僕は駄目になる
澄みし水よ
光を受けて
かたち残すものの
挽歌になれよ
失うものはせめて少なく
見落とすものはせめて小さく
そこは遠いのか
触れあえないか
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29]
名無しさん
[6594] 紐結びのやうな和菓子や笹子鳴く
[6593] クリスマスツリーに願いの文結ぶ
[6592] AIと結ばるる人神の留守
[6591] たそがれは人を急かせて冬の虹
[6590] どの色も淡く滲んで冬の虹
[6589] 冬の蚊を打つうっぷんをはらすかに
[6588] うつぷんのあるもあらぬも日向ぼこ
[6587] うつぷんの溜まる夕刻冬紅葉
[6586] 鳥籠の中に冬日の溜まりけり
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