【詩を読みたい】
[1]名無しさん



|更新|
   
[22]名無しさん


【鏡】


恋の一つや二つなど
とるにたりないことだけど

世界はまだ暗く──君の愛撫を待っていた

夜明けの不思議な光が君の輪郭をなぞれば

歴史は武器となり──君の正義を押し付けた

肩に
髪に
腕に
胸に

ふりつもれよ微粉末

僕の敵は僕が倒す──安心して

君が守る君の世界
理想は現実の鏡


主題もなしに小説を
書いた人たちが増えすぎ

世界は甘くなり──君の殴打を待っている

8分19秒 光が旅するあいだに

遺伝の拡散(核酸)は──君の嘔吐をうながした

膝に
腰に
尻に
臍に

ふりかかれよ深層水

君の敵は神が殺す──むごたらしく

僕は阻む僕の世界
理想は現実の鏡

指に
爪に
眉に
舌に

ふりしきれよ真菌類

神の敵の名前は神──間違いなく

僕は妬む君の世界
理想は現実の鏡
─────
─────
※太陽光が地球に届くまでが8分19秒です。




[21]名無しさん


【信じているよ】


今も忘れない
爽やかな憧れ

僕の好きだった
伸びやかな光

いまはお互いに
遠い町にいる

いつか会えるかな
晴れた朝の庭で

僕の記憶は
色褪せないよ

信じているよ
君は変わらないと


今も忘れない
真っ直ぐなまなざし

僕の好きだった
飾らない言葉

それなのにすれ違う
あの頃の不思議さ

しかたなかったと
もう悔やまないから

僕の記憶は
原色のまま

信じているよ
君は笑っていると

────
────


[20]名無しさん



【辰砂(しんしゃ)】


風になるよりあなたは速く

みどりの風のなかに駆け出す

ラララ不思議な風景が僕の前に広がる

大きな樹木の下に立って

空に手紙を書いてるあなた

ラララ恋かもしれないね
恋ならいいのにね
美しい辰砂たち

だから
愛してる
だから
愛してる

あなただけが意味を持つのだ

だから
夢みてる
だから
夢みてる

あなただけに日々は微笑む

────
────



[1]前へ次へ[3]
/21

|更新|

スレッド一覧