[
1]
名無しさん
★
||
[
51]
名無しさん
【傀儡でも】/いより
三千年ぶりに転生し
ようやく再会できた最愛の妻
どうやら前世の記憶や人格は
失われてしまったようで
全く覚えていないらしい
それでもかまわない
私と妻が交わしたのは
約束でも誓約でもなく
古の契約だ
魂に刻まれ 抵抗も拒否も
することはできない
『いつか生まれ変わっても、貴方の妻にさせてくれませんか?』
『ああ、契約しよう。貴女が生まれ変わっても、変わらずに私の妻だ』
ああ そんなに怯えないでくれ
貴女は私の妻なのだから
恐怖させるようなことはしない
それから色々と問題があったが
現在の妻はすっかりおとなしくなっている
私の受け答えにも従順だ
……
……
……
そう、別に構わないのだ
私の妻が傀儡でも人形でも
その魂は私のものなのだから
永遠に
[1]前へ|次へ[3]
||