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1]
名無しさん
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54]
名無しさん
【花野】
村上 博子 詩
祖母たちは歌った
繰り返し、繰り返し、琴にあわせて
また 一節の青竹の笛で
哀しく 美しい契りの歌をうたった
かれらの生まれ育ったふるさととの契り
陽と雨と風と秋の実のり 嵐と飢え 涙と愛の歌
のがれられないきびしい定めの歌を
今 秋の野を歩むわたしの胸に
かれらの嘆きがあふれてくる
お前は歩むがいい
お前の血の中で祖母がうたい続ける
あの秋風の子守歌のままに
祖母と共に いのちの歌をうたいながら
ふみしだく草の合間に咲き乱れる
桔梗 おみなえし やさしい撫子も
とぎすまされた秋の光に きらめく露を宿している
花は待っている 花の名を呼ぶ者を
野は夢みている 野に臥す者を
夜もすがら草かげに鳴く虫達のように
花と契りを結ぶ者は
その色で秋の衣を染め その露に袖をしぼり
野辺に冬の陽が明けそめる日まで
遠く果てしない花野を歩んで行く
歩んで行く
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53]
名無しさん
【幼馴染み】
「遠くに行きます
もう会えないでしょう」
無感情なんて
こんな静かなんだ
思い出が多すぎる
幼馴染み
始まりのない終わり
それが今日だね
すべて 偽り
しかし 約束
◆
「最小の揺らぎで
別れていきましょう」
大人になれたことに
感動するんだね
時間では縛れない
幼馴染み
背伸びした報いとは
思わないけど
すべて まやかし
そして 本質
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52]
名無しさん
【鑑定】
あなたが撮った写真には
あの子への愛が見える
否定するほど深くなる
疑惑も計算したのね
あなたを信じていられるうちに
自分の立ち位置決めてほしい
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あなたが描いたメモの字で
秘密にしたい愛がわかる
現実はしかたないよね
誰が悪いわけでもなく
視線の温度を測れるうちに
私の値打ちを決めてほしい
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十勝管内・帯広の出張買取専門店
十勝リユース
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