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1]
名無しさん
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37]
名無しさん
【ナメクジ・スケルツォ】
伝令を走らせろ
すべての仲間を呼べ
人類が滅ぶのを
見届けてやる
ためにだ
祖先の祀(まつ)りを
忘れたせいだ
長生きをしたいなら
行儀よくすることだ
異教徒の入れ知恵に
耳を貸さない
覚悟で
・
・
墓碑銘を彫り直せ
死者に名誉を返せ
不可逆の存在を
忘れてしまう
ためにだ
梵語のspellを
忘れたせいだ
因縁が怖いなら
信念を持つことだ
泥仕合するまえに
死に化粧する
覚悟で
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spell・・・呪文という意味もある。
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36]
名無しさん
【茂木】
波が立つときは舟影が消える
よそものたちから身を隠す
古里の海は古代の躍動
深く魚たち眠る茂木
忘れてしまうなこの海を
数えてしまうなこの船を
命が熔けてはいないのか
水面が赤く染まる茂木
・
・
漁が立つときは笑い顔あふれ
閉ざされた海をなめてゆく
女たちだけは強く手を合わせ
海よ安かれと祈る茂木
夕陽を招くか三毛猫よ
舟霊(ふなだま)祀るか漁火よ
漆黒の闇が訪れた
古里の海を忘れるな
漆黒の闇が訪れた
古里の茂木を忘れるな
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茂木(もぎ)・・・長崎市郊外にある漁港。海は東になるので「夕陽を招くか」のフレーズはリアルではない。
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35]
名無しさん
【らぷそでぃ】
かるくてをたたきそしておどろうよ
よるがあけるまでうたいつづけよう
そうさこんやこそきみをだきしめて
ぼくはうたう
よるにひかるほしひるにねむるほし
まわりのすべてをひかりでかざって
そうさこんやこそきみをだきしめて
ぼくはうたう
よ
きみなんかだいきらいだからもうはなさない
いきのねをとめるほどだきしめてよあけまで
・
つよくてをあわせそしていのろうよ
なみだかれるまでわらいつづけよう
そうさこんやこそきみをだきしめて
ぼくはうたう
よるにのろうほしひるにほろぶほし
まわりのすべてをひばなでかざって
そうさこんやこそきみをだきしめて
ぼくはうたう
よ
きみなんかたくさんだだからもうゆるせない
しんぞうをとめるまでだきしめてよあけまで
・
よるにもえるほしひるにさめるほし
まわりのすべてをほのおでかざって
そうさこんやこそきみをだきしめて
ぼくはうたう
よ
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