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スピカ moto
04/29 14:50
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真新しい浴衣のまま横になると、彼はパジャマに着がえ、横になった。
「こわいかい?」
「……うん」
わたしが、こわばった顔を横にふると、彼は、枕スタンドの明かりを暗くした。
一瞬、わたしは、息がつまりそうになった。同時に、彼の体が、わたしに近づいて、「好きだよ、美紀」
そう言い、彼の腕が、わたしの硬くなった体を抱き寄せた。
わたしは、ただ、息をひそめるだけだった。
彼の唇がわたしの唇に重なった。
そして指先が、襟もとをわけ、乳房を覆うように手を入れてきた。
彼の指は、優しく、けれども大胆に乳房を露出させ、なお、浴衣の帯を解き始めた。
「そんなことしたら、いけないわ。
やめて、あなたのお父さんやお母さんを裏切るわ……」
やっと、彼の手を押え、わたしは哀願するように囁いた。
「ぼくたちは、婚約してるんだよ。それに、ぼくは、子供が欲しいんだよ」
「だめよ。わたしが高校卒業するまで!」
わたしは、彼の手を押えつづけたが、彼は、わたしの帯を解き、乳房に唇をつけ、手をショーツのなかに入れてきた。
私を裸にしていく強い激しい力。
わたしは、しばらく抵抗していたが、いつか、浴衣をはぎ取られ、ショーツを奪われて、彼のなすがままに全裸にされた。
彼のたくましい腕に抱きすくめられて、彼のものを受け入れ、激痛にのけぞった。
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