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ハイパーシーン

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ハイパーシーン

色 黒
一部はシラー効果あり
弱点 日光
硬度 5.5〜6.5

基本的な造岩鉱物。世界中で産出される

名前の由来
ブロンザイトと比較して少し硬度が高いことからギリシア語で「超越(Huper)」、「強さ(Sthenos)」と名づけられた


鉱物学的解説
マグネシウムと鉄を珪酸を成分とするパイロクシーン(pyroxene 輝石)の一種
現在は独立種ではなく、エンスタタイト(enstatite 頑火輝石)に分類される
ブロンザイト(Bronzite 古銅輝石)とほぼ同じ化学組成を持つ

鉱石内部に含まれるマグネシウムの化学反応により含まれる鉄分が10%〜30%でブロンザイト、30%以上になるとハイパーシーンとなる
50%を超え、マグネシウムより鉄の方が多くなると、フェロシライト(Ferrosilite 鉄珪輝石)と呼ばれる

エンスタタイトは高温炉の耐火材として利用されているほど高温に強い鉱物
約1400℃に加熱しないと溶けない
語源はギリシャ語 (enstates 対抗する)

英名 Hypersthene
和名 紫蘇輝石(しそきせき)
組成 (Mg,Fe)2Si2O6
色 黒色
結晶系 斜方晶系
硬度 5.5〜6.5
比重 3.4〜3.5




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