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ショーツは抜き取られた。 ついに全裸にされ、 オールヌードとして鑑賞される。 やがて再開された愛撫は、新たに露わになった秘境も、蹂躙されつくした範囲も無差別だった。 あえぎにあえぐ、すっぽんぽんの私に押し入ってくるもの──これが、セックス。 すごい。のみこまれてる。 全身でつながっているようで、 実は、体のごく一部だけが犠牲となって痛みを受け入れている。 熱い痛みが襲いかかり、息も満足にできなくなる。 裸にされている恥ずかしさなんて、どこかに行ってしまった。 力を抜いて、なんて彼が言ってるのが遠くに聞こえた。 現実なの? 他人の体が私の中に入ってるなんて、ほんとなの? 深い。私の中って、深いんだ。 痛い。怖い。痛い。 壊されていく、という実感。 痛いよ。 ああ…… ああ…… ───────── ────────
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